パラオ共和国はエルニーニョ現象による過去最悪の極度の干ばつ状態にあり、水道の配水時間を1日3時間に制限するなど、水不足が深刻な問題になっていましたが、5月6日、パラオ公共事業会社(PPUC)は、最近のパラオ島内の雨量の増加により配水量が増加したとして、計画断水時間の変更を発表しました。中心街のあるコロール州では一日3時間の配水時間が、4/28から8時間になるなど段階的に長くなっていましたが、今回の変更により「午前5時~午後10時(5月4日以降)」の計17時間配水され、水不足の状況は劇的に改善されることとなりました。

 

ダムに水を貯める大雨

5月に入り、パラオでは連日の雨でダムに水が貯まっています。配水時間制限が3時間から17時間に伸び、ほぼ平常通りになっています。

パラオは例年3月までが乾季で、それを過ぎると雨の多い雨季になっていきます。今年はその時期が遅れていましたが、4月中旬頃から本格的な大雨が降ることが増え、ダムの水量が上向いているようです。お客様からもお問合せがありましたが、ダイビングショップやエステなどでも水問題は基本的に解決しており、当施設内のシャワーやトイレもこれまで通り使用できます。パラオの大型ホテルであるPRRも深夜のホテル内断水を解除し、24時間給水に戻す等どのホテルも状況は改善しており、今の状態が続けば日常生活において不便を感じることはほとんどないと思われます。

 

量販店で備蓄する大量の水、貯水タンク、海水ろ過装置などの対策

2016パラオの量販店で備蓄される水

量販店ではジュースやお茶等はあっても水が時折なくなっていましたが、今ではかなりの水が備蓄され溢れています。大型ホテルでは、海水を真水に変える機械を導入したり、タンクを備え付けるなどして、配水されない時間への対策に取り組んでいました。そうした中、配水時間が8時間から今回の17時間になったことにより、水不足問題は大幅に解消される見込みです。

一旦は水不足の峠を越えた形になりますが、今後また雨が降らない日が続く可能性もあります。ガーデンパレスでは貯水タンクを活用し、その他の様々な水不足対策を続けていきます。PPUCは今後もダム内の水量をモニターしながら配水時間の調整を行なうそうですので、また続報が入り次第、改めてこちらでご報告させて頂きます。お客様には大変ご心配をおかけして申し訳ございませんが、引き続き新しい情報や記事等ご確認頂けますよう、お願いいたします。

 

(追記 ※5/9からコロール州での配水時間は24時間に戻りました。)

 

 

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