こんにちは、ホテル「ガーデンパレスパラオ」日本スタッフの菊池です。
今日はパラオの空港税についてのお話をさせてください。パラオを訪れたことがある方はご存知かと思いますが、パラオでは、出国時に出国税20ドル+環境税30ドルが徴収されていました。
手荷物検査の直前に上のイラストような窓口があって、突然一人につき50$徴収されます。一人50$なので、3人家族で行ったら150$!!!かなり大きな出費です。
ですが、この制度が2018年1月より大きく変更になりました。
これまでの環境税、空港税はなくなり、その代わりにプリスティン・パラダイス環境税(PPEF)として、外国人一人につきパラオに入国する度に100$の税徴収されます…!!
航空券に上乗せされる環境税
これは、今までのように出国時に窓口で支払うのではなく、飛行機のチケットに予め上乗せされる事になっています。なので、チケットを購入した時点で、自動的に支払いされるシステムです。
今までは、環境税30$+航空税20$の50$の支払いだったので、
実質50$の値上げ
という事になります。やー高い!正直高いです!
私たちも仕事でパラオと日本をよく行き来しますが、一人につき100$はなかなかのボリュームで経費を圧迫します^^;
ただ、一つ良い点としては、出国時の待ち時間がかなり短くなる事でしょうか。
毎度パラオから出国時にはこの環境税+空港税の支払いのために窓口に長蛇の列が出来ていました。酷い時には1時間近く並ぶことも。。。
しかし、PPEFに変更になったことで事前に徴収される事になるわけですから、出国時の混雑が解消されるのかと思うと、それは良かったかなと思います。
何しろ、パラオの飛行機は朝方に飛びたちますので、長蛇の列を警戒して真夜中に起きて空港に向かい、早朝3時4時から1時間も列に並ぶのはしんどいです^^;
また、このPPEFは、パラオ国際空港の整備に使われるそうです。2018年の春から拡張工事が始まって、2020年末頃に完成予定だそうです。これにより、空港の環境が快適になり年間30万人以上(現在の2倍以上)の観光客が利用できるようになるみたいです。
ということで、これからパラオへのご旅行を計画中のみなさま!今後は出国時に払っていた税金50$は不要になった代わりに、飛行機チケットへ100$の税金が上乗せされているとお考えください。
また、混雑が緩和されることで、今までより少しだけ出発時間に余裕を持てるかも?しれません…笑